show links

Techno Synesthesia: Algorithmic Composition from Image Data
The Sound of New York City

Show Japanese / Runner #3 日本語概要
日本語概要を隠す

テクノ共感覚は、コンピュータ・テクノロジーで視覚データから音楽を抽出します。作品は、ビデオの時間軸の明暗差の大きな箇所をバイナリーで取り出し、音に変換してその瞬間映像と移動する時間差で、ランナーの肉体と精神の乖離を暗示させます。「Runners #3」は左右2ビデオを、壁面コーナーに同時投影したシミュレーションの3分ダイジェストです。その下にある「Runners 3: Angle 1」「Runners 3: Angle 1」は30分のシミュレーションを別ウインドウで開きます。

コンセプト:20世紀後半からの急激な科学技術の発展で、人間の身体能力を拡張するサイボーグは、もはやサイエンス・フィクションではありません。これは何十億年もかけて海洋生物から陸に上がり、生存のため生物学的な進化を緩やかに続けてきた人類が、21世紀に入って急速に推し進める進化とも位置付けられます。しかしそれはすでに人間に備わっている機能の延長だけです。外界の情報が複数の感覚器官で同時に感じられる能力、つまり共感覚は科学の主流が追求する進化には含まれていません。20世紀始め、画家のカンディンスキーや音楽家のスクリャビンは、視覚と聴覚との共通した情報を異なる表現のアートで探りました。彼らは直感で視聴覚の橋渡しをするのではなく、論理的に視覚と聴覚を共通項で繋げようとしました。テクノ共感覚は、20世紀の先人を受け継ぎ、科学技術による複数の感覚器官の融合や互換を、21世紀のもうひとつの新しい進化と考える実験アートです。開発には科学技術を用いますが、創作の原動力は芸術的妄想と激情です。

日本語概要を隠す